埼玉県行田駅を下車。駅前の観光センターで石田堤への道を聞きます。
とても丁寧に教えて下さった上に、無料で自転車まで貸していただきました。
それにしても観光センター、とても可愛い外観をしています。
早速、自転車に乗って出発。運動不足なので少し不安です。
さっそく石田堤史跡公園に到着です。
写真を見ればお分かりでしょうが、なんと新幹線の高架下に作られています。
土地の有効活用ですね、分かります（笑）
このショボさが、ださいたまクオリティですね。
観光客が私たちしかいないところが何とも寂れた感じですよ。
新幹線が上を通るたびに、忍城攻めをテーマにした謎の音声ドラマが公園内に流れます。
これは必聴ですよ！
大和田伸也とか無駄にお金使いすぎだろ、っていうか渋すぎ。
でも１番笑ったのが家臣役の高塚正也。
戦国無双の直江兼続役の人ですよ。
こんな寂れた観光地の音声ドラマだなんて・・・もっと仕事を選んでください。
フジテレビのダイバスターで高塚さんファンになった私としては、微妙な心持ちです。
ホンモノの石田堤の遺構は、今は住宅地のど真ん中にあります。
石田堤史跡公園から自転車でスグの所ですよ。
なにぶん道が狭いので見つけるのは少し骨が折れるかもしれません。
石田堤の遺構を示すのはこの石碑のみです。
しかも文字がかすれていて読めません（笑）
何も知らないで来たら、「ちょっと地面が盛り上がってるな」くらいにしか思いませんよコレ。
この周りの住宅地に住んでいる方々のどれくらいが、果たして石田堤の存在をご存知なのでしょうか。
なんにせよ観光客は皆無なので、在りし日の石田堤にドップリ思いを馳せられます。
■データ■
●歴史
天正18年(1590)。
小田原征伐における忍城攻めの際、石田三成が水攻めをするために僅か1週間で建設。
しかし忍城の間者により決壊。多数の死者を出すこととなった。
今は全長28kmのうち、300m程を残すのみである。
●交通
ＪＲ高崎線「行田駅」下車
自転車で30〜40分
●料金
入場料無料
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