新田金山城 2008.11.09




メイ・ロングさんと史跡巡りしてきました。
運良くこの日は「新田山にあそぶ」という1年に1度のお祭りの日でした。
いつもは人が余りいないであろう新田金山城も、この日ばかりは人であふれています。
送迎バスは出てるし、本当にラッキーです。
だって駅から城の本丸まで徒歩で1時間以上かかるんですよ!
かなり覚悟を決めないと、この城を攻略するのは難しいです。



うほっ、なんて良い堀切り。
こういうのを見ると胸がときめきますよね!
個人的に山城の醍醐味はお堀だと思うんですよ。



物見台下虎口です。
通路の正面に石積みがあって、その先を見通せないよう工夫されているそうです。
綺麗に整備されていて素直に感動。



物見台跡です。
新田金山城の周囲を見渡せますよ。
遠くの山が霞んでいてとても良い風景。
当時もこんな風景だったのかなあ。



大手虎口です。
とにかくスケールが大きいです。
石垣でこれだけ感動したのは初めてです。
迫力がすごい。とにかく圧倒されます。
こんなに綺麗に整備されてる山城は中々ないと思いますよ。



お祭りというだけあって、城中にコスプレ扮装した人達がたくさんいました。
ああ、幸せ〜。
和装をした人達は本当に格好いいです。



新田神社前です。
幼稚園くらいの男の子が「生き神様」として祀られていました。
なんでも祭りの1日だけ神様なんだそうです。
平安時代みたいに烏帽子をかぶっていて可愛いです。
あんまりにも可愛いので一緒に記念写真を撮ってもらいました。



「松茸じゃあ〜」と叫びながら、男の人達が松茸を運んでいました。
大きい松茸ですね(笑)
お祭りっぽくていいです。
昔、将軍に献上する松茸をこの金山で採っていたことに由来するらしいのですが。
なんだか笑ってしまいます。



屋台で売っていたうどんが凄く美味しかったです。
五臓六腑に染み渡るってやつですね。
なにせ、この日は寒かったものでして。
あ〜、温かい。祭り最高。


■データ■
●歴史
 文明元年(1469) 新田一族であった岩松家純によって築城。
 以降、享禄元年(1528)に由良成繁・国繁親子、1584年(天正12年)に北条氏と主を変える。
 天正18年(1590) 豊臣秀吉の小田原征伐の際攻撃を受けて落城。
●交通
 東武伊勢崎線「太田駅」下車
 太田駅より徒歩50分
●料金
 登城料  無料


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