やって参りました甲府城。
甲府駅から歩いてすぐ・・・というか、駅と同化してます。
山城と違って気軽に登城できるのはいいですね。
都会の中にぽつんと城があるのは、なんとも奇妙な感じです。
まずは平成19年(2007)に復元された山手御門です。
やっぱり新しいですねー。
野面積みで復元された石垣は素敵。
やっぱりコンクリ建築とは味わいが違います。
月日が経つにつれ、この門にも歴史の重みが加わってくるんだろうなあ。
堂々とした虎口も一見の価値ありかと。
続いて本丸方面へ向かいます。
内松陰門がどーんと迎えてくれますよ。
とにかく石垣が高い高い。迫力満点。
特に天守台は素晴らしいのひとことです。
落書きさえなければ最高なのになあ。
貴重な石垣に落書きをするなんてけしからんですよ。
復元された稲荷櫓の中は、展示室になっています。
木材復元には本当に好感が持てますね。
どこの城もこうして復元してくれると嬉しいんですが、予算の関係上難しいんでしょうね・・・。
天守台からの眺めです。
駅と線路によって、甲府城がまっぷたつにぶった切られています。
なんかすごく悲しいなあ。
これが時の流れなのでしょうか。
■データ■
●歴史
武田氏滅亡後、躑躅ヶ崎館に代わる城として築城。
羽柴秀勝・加藤光泰らが着工、浅野長政・幸長親子により完成。
関ヶ原以後は徳川一門が支配する。
5代将軍徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が城主となると、大きく発展した。
●交通
JR中央本線「甲府駅」から徒歩5分
●料金
登城料 無料
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